お散歩の撮影完了!カメラマンの僕が原稿を書くために実践した簡単なこと



お陰様で、撮った事もなかったお散歩写真の本が完成しました。
おさんぽ写真の楽しみ方、撮り方のコツについて、8ページのテキストと写真が掲載されています。

発売元は、僕が(たぶん)一番最初に写真集の企画を持ち込んだ出版社さんです。
その時は形にはなりませんでしたが、20代の頃でしたから、何年越しになるでしょうか。
子供が小学校を二回卒業しても足りないぐらいの年月を経て、お仕事をいただくことになりました。

まず、僕を起用してくださった編集者さん、撮影に協力していただいた皆さん、取材活動を続けてこれたのは、写真のお仕事のたびに僕に声をかけてくださった皆さんのお陰です。
本当にありがとうございました。

実は、この本で撮り方のコツを書いておりますが、仕事を受けた時点では、町歩き、お散歩写真については全くの初心者でありました。
そんな僕でも、名古屋ご近所さんぽに書いた通りにやってみれば、本に掲載されるレベルの写真は撮れるということです。
ただひたすら撮るだけでしたが、当初、本の中程に掲載予定が本文の一番前へ、6頁だったボリュームが2頁増の8頁になりましたから撮り方は間違いありません。

仕事を請け負った制作側の立場から見ると、編集者さんの注文通りうまくいったということになると思います。
撮影としては、たまたまお話いただけただけで誰でもできる内容ですが、仕事としてみると難しい部分がいくつかありました。

そんな中で、この結果を得ることができたのは、最初に立てた目標があったからだと気づくことができました。
取材の様子や仕事の流れ、どのように目標を設定したかなどについてまとめておきます。

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すてきなタータンチェック単行本化!ツキを呼び込むためにやったこと

月刊たくさんのふしぎ『すてきなタータンチェック』が、『傑作集』として単行本化されました。

写真を志してから、いつか『たくさんのふしぎ傑作集』に撮影した写真を載せられるようになるぞ!
と、思ってやっていましたから、目標のひとつにようやく到達することができました。
ありがとうございます。


すてきなタータンチェック
最終ページ用にいくつか撮影した中の一枚



今年は、ツキにツイてます。
聖火ランナーの公式記録カメラマンとして、メダリストの高橋尚子さんの撮影中、もうダメだというところで『他の報道カメラマンが打ち込んだストロボに同調し』絶体絶命のピンチも切り抜けることができましたし、来月には、名古屋のお散歩本が発売予定、12月に発売予定の愛知県を題材にした本のグラビアページを担当させていただきました。

僕はセンスが特別良いわけでもありませんし、ただ撮るだけです。
それでも目標に到達できたのは、ツイてる以外ありません。
という訳で、まだまだ高みを目指さないといけませんが、実際にどのように仕事を進めたのか簡単に交えながらツキを呼び込むために意識したことを記しておきます。

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note 始めてみました

大変ご無沙汰しております。
絶賛放置状態が続いていますが、最近では、本の企画(6月発売予定と聞いています)のお話をいただいたり、東京オリンピック、聖火ランナー公式記録の依頼で高橋尚子さんを担当させていただいたり元気に仕事をしています。

高橋尚子さんを担当させていただきました!
この時は、カメラマンとしては終わった・・・と思いましたが、奇跡を呼び込みなんとか切り抜けることができました(笑
ですから、Blogは更新しておりませんでしたが、今年は超ツイてると自覚しています。
これはまた何かの機会に。

Facebookなどと違い、Blogを書こうとすると、設定の問題で自宅以外からは更新できないなど、少し落ち着いた時間が欲しくなります。

写真もサクサク上げていきたい。

と、いうわけで、知人からオススメしていただいたnoteを試しに使ってみることにしました。
(この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました!)
まだまだ、記事数も少ないですが、新しい『仕事』の様子をアップしています。



こちらは、名古屋市の下之一色町魚市場の記録。
本の企画の延長で顔を出していた魚市場が閉鎖。
なくなるまでの間、早朝から魚市場になんども足を運びました。



もうしばらく予定が詰まっていますが、次は、本のお知らせや、そこで経験したことや考えたことをまとめてしっかりアップできたらいいなと考えています。
noteへは、このBlogのヘッダーメニューMy noteから飛べるようにしておきました。
お時間ありましたら、ふらっとお立ち寄りください。

国府宮裸祭り。下之一色町なおい笹の奉納 2020

集合写真
戸田川緑地で集合写真を撮った。© Kobayashi Photoxdesign



昨年に引き続き、下之一色町から国府宮になおい笹を奉納する七年会の撮影を担当させていただきました。

国府宮裸祭り。下之一色町、なおい笹の奉納

昨年、写真をお渡ししてすぐに、

『来年も駒田さんにお願いします!!』
「まだ一年近く先の予定なので・・・」
何度かそんなやりとりを繰り返したけれど、今年早々にこの奉納に携わることが決まっていた。

歯切れが悪い返事しかできなかったのは、お話を頂いた時点では、穴を開けるわけにはいかないし、だいぶ先の話すぎてスケジュールが見当もつかないというのが最大の理由だった。

(昨年、この撮影を受けたのは、代わりに撮影してくれる人を探していたカメラマンさんの話を聞いて、誰も撮影してくれる人がいなくて、自分のスケジュールが空いていればとしていたので)

ほんの少し、寒さや失敗、機材を破損してしまうかもしれないことを恐れていた気持ちがあったのかも知れない。

二度目というのはとにかく難しいのだ。

一度様々な恐怖を乗り越えてしまって安堵してしまうのか、
想像以上よくできたので、もう一度それを越えようとしすぎてしまうからか、
その怖さを知ってしまって怖気付いてしまうからか。
色々と分析してみたけれど、なぜ難しいのか原因はわからない。
ボクシングの中継を見ていると、

『初防衛戦は難しい』

という解説者の言葉を耳にするけれどもそれに近い感覚なのかも知れない。

僕は、宮様の撮影を三度経験させていただいているが、極度の緊張で震えることすらできなかった一度目の代表撮影より、二度目の撮影の方が遥かに難しかった。

『彼等の記録を誰も残せなかった』
ということだけは避けなければならないと思ったので、
僕の予定が調整できない場合は、代わりのカメラマンを紹介することを約束した。

代役といっても、写真が上手なだけでは難しい。

夜明け前から、寒さに耐えて撮影してもらわなければならないし、
天候によっては無理はできないことを了承してもらっているけれども雨天の場合もある。
晴れていたとしても、奉納の最中、あちこちからお酒がたくさん飛んでくる。
それを承知で、彼等の想いを理解して快く受けてくれる人でなければだめだ。

今回は、フォトックスデザインの代表、小林さんに相談すると快く引き受けてくれた。
結局、僕のスケジュールも調整ができたけれど、せっかくの機会なのでと撮影に参加してくれた。
その小林さんに加えて、平和堂稲沢店から撮影に加わってくれたMiyakoさん(初参加。女子の様子を中心に追うようにお願いした)を含め三人で撮影することができた。

素敵な写真をたくさんありがとうございました。

この場を借りて、お世話になった関係者の皆様にお礼申し上げます。
今年も彼等の様子を記録に残すことができたので、撮影した写真を紹介させていただくことにします。

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Lexus New Takumi Projectの撮影をした話

岐阜新聞朝刊2019.10.27
岐阜新聞朝刊2019.10.27



レクサスが、日本の若き匠たちを支援する匠プロジェクト。
各都道府県から匠が選出されていますが、岐阜県で選ばれた3人の匠を撮影。
2019,10,27岐阜新聞4面に掲載していただきました。

企画のお話をいただいた時に

『絶対ロケがいい!』

という、僕のわがままを受け入れてくださった、岐阜の3人の匠、澤木さん、塩谷さん、今泉さん、
電通、岐阜新聞の担当者さま、関係者の皆さまにこの場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

僕にとって特別な仕事になりましたので、感謝の気持ちを込めて、どのように撮影が進んだのか記しておこうと思います。

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