設楽町八橋
変わりゆくふるさとの姿を残していきたい
この言葉に感動してしまい、最近、旧下山村の撮影に同行しています。
三河山間部は、合併が進み、どこがどのようになっているのかもわからないぐらいになっております。
合併という話に善悪はないと思いますが、その動機が『無駄使いをなくすため』だったり『節約するため』だったりしたら、もっと他に節約するところはあるでしょう?そのように感じています。
よく、駒田さんも育ちはこういうところですか?
なんて聞かれることもありますが、全くそんなことはありません。
完全なシティーボーイです。でも、おしゃれではありません。雰囲気ありません。
でも、取材で分校などへ通っている間に、学校の子どもたちの中で魚捕りは1番上手になりました。竹馬も習得しました。
僕には、ふるさとらしい『ふるさと』というものがありません。
だから、余計に、遠く離れた場所だとしても、全く関わりのない土地の話だとしても、『ふるさと』というキーワードを聞くと勝手にボルテージが上がってしまうのです。
はじめは、下山村の撮影依頼を直接受けている先輩カメラマンに同行だけするつもりでいましたが、一度熱くなってしまった気持ちは抑えることができません。制御不能。
もやもや〜っとしていたので、夜中に飛び出して三河の山間部に向かっていったというわけです。
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