重なるときは重なるもの(いいことねっ)

今朝の堀内カラー
9月17日(正午)まで開催中の、瀬戸蔵ミュージアム応援企画、写真展『谷汲線ー追憶のレール』。

何を応援しているかというと・・・
2年目のこの企画展を応援しているというわけです。
せとでんモ754が谷汲を走った頃

瀬戸蔵ミュージアムで始った取り組みを、少しでも都心部で紹介しよう!という狙いだったこの写真展。
おかげさまで、11日には、朝日、岐阜新聞(ともに朝刊)に掲載していただく事ができました。

今日は、東海テレビに取材していただく事ができました。



東海テレビの取材風景
東海テレビの取材風景




取材中、ちょっと失礼かと思いましたが、僕は、写メしたり、近況をFacebookなどにあげあげしていました。
この展示は、都心でのPRが目的。
こういう特別な時には、ネットの特性を少しでも活かせたらと思ったからです・・・(失礼しましたXD)

ニュースの枠での紹介になりますので、放送予定は直前まではっきりしません。
んがっ、たぶん、明日のお昼または5時からのニュースで流れてくれればいいなぁーと期待しているわけです。

そして、今日は、この他にも、うれしいできごとがいくつかありました。



高間先生2
みなさん一生懸命取り組んでいらっしゃる




今日は、ママ友が突然現れ。
あまりにも突然過ぎて、写メできないぐらいだったので、残念ながら写メはありませんが・・・
本当はお腹がよじれるぐらい痛くなってしまうできごとがあったりで撮れなかったんですけどね・・・
できごとについてはママ友達のLINEにあげておきましたXD


そのママ友が去っていったあと、会場で熱心に写真を見ているひとりのご老人が。

「本当に熱心に写真に取り組んでいらっしゃる、皆さん本当に熱心ですねぇ」「これはねぇ、この電車の近くに家があるね」

堀内カラーさんいわく、このご老人のことを、写真の大ベテランさんだといいます。

????

「失礼ですが、ひょっとして、高間さんでしょうか?」

にこやかにうなずかれるご老人。
竹の写真一筋の、写真家の高間先生だったのです。

高間先生の地元は揖斐川町。
揖斐川町には、確か、先生のスタジオがあったはずです。

その高間先生は、地元の小学校の集合写真などもお仕事として撮影されていたと、僕は、取材当時に聞いたことがあります。

そう、僕が撮っていた電車通学の子ども達が通っていた小学校にも撮影にこられていたはずで、
「集合写真は、揖斐川にある高間さんというおじいさんに撮って貰っている」
と、保護者の方から聞いた若き日の僕は、

「え?揖斐川の高間さん??その方って、竹の写真では日本一の人ですよ!!」

なんて話していた事を思い出したりもしたのです、

※このころは、世代交代していたかも知れない・・・はっきりしていません


その、高間先生が実際に学校へ行って撮っていた子ども達(ここでは認定しておきます)の写真を見て、目を細めていらっしゃるという不思議。

「日本全国、本当に写真展が増えました。でも、最近はイメージっぽいものが大半で、こういった記録的な写真を志す人が少ないですねぇ」

「写真は戦後、土門拳さん、木村伊兵衛さんが、非演出のスナップで引っ張ってこられた。今は熱心に取り組んでいらっしゃる方が多いけど・・・写真の価値は、記録にあるんですねぇ」

「もう92歳になって、老い先が短いから、これからは、あなたたちのような若い人に頑張って続けてもらわないとね(笑」

とても、92歳には思えない、いきいきとした笑顔で、僕に話しかけてくれました。
現在も撮影を続け、名古屋の堀内カラーまで、電車でこられていると聞いてさらにびっくり!!


「ふふふふふっ 遊びの写真も一生懸命遊んでもらって結構。こういう真剣な写真にもっともっと取り組んで下さいね」


帰り際、高間先生にツーショットの写真をお願いしました。
「どこからでも好きなようにどうぞ。どういう風にでもどうぞ」

出口付近にいた先生に、ご無理をいって、会場のいちばん奥の、大きな写真の前で記念撮影。



高間先生
高間先生 写真の命は記録です




記念写真でもの足りな買った僕は、近くからiPhoneで1枚だけ、高間先生の写真をぱちりと撮らせていただきました。
とっても素敵な笑顔。
久しぶりに手応えのある1枚を撮ることができました。

皆さま、ありがとうございました。

写真展は、9/17まで、堀内カラー 名古屋 HCLフォトギャラリーにて開催中です。

写真展詳細は、こちらの記事で確認お願いいたします。

いきなり写真展が決まりました

masaki
駒田匡紀(こまだ まさき) フリーカメラマン。 撮影や取材のご依頼など、お問い合わせはコンタクトフォーム、メールをご利用いただけます。

Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください