というか、もう、世の中はすっかり初夏の陽気ですね・・・
こんな話題を今ごろアップするのは、忙しい忙しいと毎日働いていたことにしておくと、とても平和なのですが、 世の中それほど甘くはなく・・・
生存確認的に、久しぶりすぎて、変りすぎたWordPressのインターフェイスに戸惑いつつ桜の話題をアップするわけです。
行った先は、旧谷汲線、更地駅。
ここには、谷汲線が現役時代、立派な桜がある駅として、春になるととても賑わった駅です。
廃止から10年以上が経過して、ここで、ぜひお花見をしたい!そう思って、やっと実現させました。
![更地駅2014 更地駅2014](https://i0.wp.com/k-masaki.com/wp-content/uploads/IMG_1381.jpg?w=463&h=309&ssl=1)
![IMG_1341 IMG_1341](https://i0.wp.com/k-masaki.com/wp-content/uploads/IMG_1341.jpg?w=229&h=153&ssl=1)
![IMG_1336 IMG_1336](https://i1.wp.com/k-masaki.com/wp-content/uploads/IMG_1336.jpg?w=229&h=152&ssl=1)
更地駅は、谷汲鉄道を作った人が住んでいた場所です。
作った人。
そう、谷汲線を作った人の駅です。
とても立派な人が、土地などの私財をなげうって、この鉄道は谷汲まで開通しました。
いろいろと調べて見ると、地元の名士が個人的に鉄道の建設に携わった、こういった例はいくつもあるようで、僕も含めたゆるゆるな今の日本人とは気概の違いに驚かされてしまうのです。
それはさておき、谷汲線は桜の名所でもありました。
黒野北口、北野畑、更地、長瀬の手前の桜並木、終点谷汲の桜。
その中で、どれが一番か?というと、難しいところですが、一本の木の美しさとしては、更地駅が一番だと勝手に思っているわけです。
現役当時、桜吹雪を撮りたくて、一日脚立に登っていたこともありました。
廃線後、ほとんど誰からも見向きもされなくなってしまった駅。
今は黒野北口の桜は切られてしまい、桜の名所、谷汲線の面影をしっかり残している唯一の駅がこの更地駅です。
撮影の合間に、樽見鉄道の谷汲口駅も覗いてきました。
こちらは、現役ということで、当時では考えられないほど、カメラを持つ人達がひしめいていました。
さらにびっくりしたのは、カメラを持っている人達の中には、カップル鉄、鉄子さんもたくさん。
いい時代になりましたね・・・
しみじみしながら、夕方の更地駅で桜の写真を撮りました。