最近、撮影の機会があった、常滑の春祭。
常滑のお祭りを毎年撮影している先輩カメラマンに誘われてー
市場という地区の若衆たちの撮影が仕事の内容。
写真を撮っておいてなんだけれども、僕自身、恥ずかしいのだが、まだ、このお祭りのことを殆ど知らない。
二階建ての家屋より大きいのではないか?
そんな大きな山車をひいて2日間、狭い路地を丹念にまわっていく。
玄関の前で、若衆がくるのを直立して待っている人達の、少し照れくさそうな、神妙でもあり嬉しく、誇らしげな表情ー
目の前で、このような光景が何度も繰り返されていく。
それぞれ、厳しく役割分担がされている様子、しきたり、伝統、歴史・・・
勉強不足から、ほとんど把握できないままシャッターを切っていたけれど、これを機会に理解を深めていくのもいいかもしれない。
日本的な美しさ、誇りをこの祭から感じることができたような気がする。
撮影は、納品の都合もありデジタルカメラで。
レンズは、35mm換算でおよそ35mm程度を中心に使用していたと思います。
ピント、露出は、全てオート。
普段、作品撮りの時は、露出計もついていない機械式カメラを使用しているのだけれど、最近のデジカメはほんとによく写る。
ヘタにさじ加減せずとも、信用してお任せしておいた方が結果がいいみたい。
シャッターを切っている僕としては、え?あれ?どこ測ってるの???なに勝手に動いちゃってるの!!って、不安でいっぱいなんだけれど写るんだからまぁいいかっ;D
カメラがこれだけやってくれるんだから、あとは、被写体に対する理解度が、写真の出来映えを左右しそうな感じです。