お盆は、奈良へ。
3泊4日、おばあさんの家で過ごすさせていただきました。
お盆は、ご先祖さまが帰ってくるので、3日間、接待で忙しいのです。
山から、箸にする為の枝をとってきたり、お皿にする柿の葉、そして3度の食事にお茶。
夏なのにオショライさん達は、あつーいお茶が好物なので、本来は常にお茶を熱々の状態に保つ。
そのお茶などを配るのが子どもの仕事だったとか。
「家のご先祖さまたちは、変わったものばかり食べるなぁーって、子どもの頃に思っていました」
まだ青い柿や、かんぴょうを添えたそうめん、葉っぱに、芋茎・・・
シンプルだけど、準備するとなると、そこらじゅう駆け回って集めてこなければならないもの。
その間、家族の食事に農作業、一般的な家事ももちろんこなすので、昔のお嫁さんは大変だったようです。
家族が心を合わせてご先祖さまのために・・・
おばあさんの知恵にしっかりとふれるお盆を過ごさせていただきました。