こんにちは。お久しぶりです

ここ最近、お久しぶりの連絡を頂くことが続いています。

いろいろな、お久しぶり。

すっかり大人になった子ども達からのお久しぶり。
こちらよりしっかり大人なメールをいただいたりして、恥ずかしくなってしまうようなこともあり、どきっとしてしまうこともあるのです。



分校の校庭
分校の校庭




中には、もう何年もあっていない子がいたりもします。

あー!きっとそうだ。

記憶がすぅーっと蘇る。


ずんずん、ずんずん、子どもたちと学校帰りに歩いた道。
すぐに民家がなくなって、山間の道を一緒に歩く。本当にびっくりするぐらい歩いたら、田んぼが見えてきた。お迎えに来たお母さん達は、びっくりしたような、でも、もう知っていたようなにこやかな表情だった。

そこの地区を道沿いに入っていくと、ちょっとしたお店と大きな杉の木。

西からの光がきらきらとしていた。


杉の木の周りの景色は少し変っていた。

久しぶりに行った分校の周りの風景も少し変わっていた。
いつも魚獲りをした田んぼ、下校した道、夕方いつも眺めていたお気に入りの風景。

サッカーをして、指の皮がめくれてしまうぐらい、校庭の草むしりに夢中になって。

分校で西日を見ていたら、やっぱりまた記憶が蘇ってきた。


大きな杉の木をはじめて見たのも、15年ちかく前(そんなにたっていないけど10年以上前)のこれぐらいの季節だった。

『一緒に遊んでいただきました』
はい。僕も遊んでいただきました。


いきなりカメラを持って、学校にやってきた僕のことを、あの頃、皆はどう感じていたのだろうか?
先生達はどう思っていたのかな?


そんなことを思いながらもなんだかほっとする。

きれいな西日を見にいこう。

masaki
駒田匡紀(こまだ まさき) フリーカメラマン。 撮影や取材のご依頼など、お問い合わせはコンタクトフォーム、メールをご利用いただけます。

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