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分校でお花見会を開催してみた話

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分校お花見会

分校お花見会




春です。
春は、別れの季節であり、出会いの季節でもあり、新たなスタートの季節でもあり、モハメッド・アリ・・・要するに色々あるんですこの季節は。
いきなりごめんなさい。

春といえばお花見。
お花見といえば、もう分校しかあり得ません!
なので、分校でお花見をしてきました。


僕は、もう10年以上も前から、この分校で撮影をさせていただいています。
気がつけば、入学式の時に初めて撮影した双子ちゃんは成人目前。どこから見ても立派な青年であることは間違いありません。
その立派な青年二人と一緒に遊んでいたら、みんなでお花見したいね〜という話になりました。

そんな思いつきで始まったお花見会。
気がつけば、現役生徒2人の分校に、総勢30人ほどが分校名物『太郎』『次郎』『花子』桜の下に、お弁当を持って集る会になりました。
ほとんど思いつきで始めたことなので、いろいろと至らない部分、失礼もあったはずです。ごめんなさい。

こんなに賑やかな分校は、本当に久し振りです。
あっという間の1日でしたが、こんなに楽しい会のお手伝いをさせていただけるのも、心から尊敬する先生方、いつも優しく見守って下さっている保護者の皆さんのお陰です。

お花見会の写真は、この記念写真1枚だけ。
今では、分校にいても、カメラを構える機会がめっきり減ってしまいました。
でも、この会は、自分の作品を撮るのと同じ気持ちで取り組みました。

分校は、人数も少なく、設備も立派とは言えないかもしれません。
ちょっとしたことでも、普通のことが普通にできないなんてこともあります。
でも、少し工夫すると、できたらいいながしっかりと形になっていきますし、積極的に協力してくれる人、分校のことを楽しみにしてくれる人がたくさんいます。

ここに通っている間、先生方や地元の方々には、人との繋がり、自分たちの身近な環境を愛する気持ちの大切さを教えていただきました。
物ではないんですね。

青年になった双子ちゃんたちも、身近な環境、生まれ育った『ふるさと』を大切に思っているようです。
ふるさとを大切にするということは、家族、隣人を思う気持ちとイコールです。そして、自ずと気持ちがピシッとするはずです。(ベテラン刑事が本ボシを落とすときには、ふるさとかお母さんが決め手です。あれだけ頑なだったのにころっと善人に戻るでしょう?それだけふるさとは強力で偉大です)

そんな気持ちを持った2人の青年を目の前にしていると、分校、地域、もっというと日本の未来は明るいと言わざるを得ないと・・・大げさですかね。
国は、家族、地域の集まりですから、僕は真面目にそう考えています。笑われるかもしれませんが。


春休みのひとコマ 子どもだけでサッカーができるのも特別なこと




あと10年も経てば、この双子ちゃんが立派な社会人になって、このような会を計画していってくれているはずです。
そのまた10年後には今年の卒業生が。そしてまた10年後には今の在校生がきっと。
『いつかは僕たちがみんなで楽しめる会を』
子どもたちにそう思ってもらえた時に、さりげなくサポートできるような環境があればどれだけ素晴らしいことでしょう。

だから、今回集まって下さった皆さんには、最低でも向こう30年は、分校を見守りつつ、サッカーやドッヂボールで遊べるぐらい元気でいてもらわなければいけません。

お花見会の最中も、また何か楽しい会をしましょう!と大いに盛り上がれました。

今度のお花見は、桜を見ながらみんなでお絵描きしてもいいですね。
そして、秋に分校にその絵を展示して一席設けるとか。
お花見をしながら、親子、地元の方や先生方が描いた、それぞれの桜の絵が見れるなんて!!考えただけでも涙モノでしょう?永久保存です。

分校で、趣味の作品を持ち寄って展示する文化展なんかも面白いかもしれません。
手芸、習字、絵、写真といったもの、畑で採れた自慢の野菜、得意料理のレシピなども持ち寄れば、たくさんの方に参加しながら楽しんでもらえそうでしょう。
身近な環境を愛していれば、その環境を活かして無理なく意味のあることができるはずです。

また楽しい会ができたら、それをきちんと発信していくことも大切です。
記録に残すという意味合いと、どこかで見た誰かや、将来地域の担い手になるであろう世代の人が参考にしてくれるかもしれませんし、同じような環境にいる地域の方を勇気づけることができるかもしれません。
楽しいですね。夢は果てしなく広がります。

例えささやかだとしても、お花見会が、来年以降も開催されることを願っています。
みなさん、ずっと元気でいてください。



Author: masaki

駒田匡紀(こまだ まさき) 1971.6.13 フリーカメラマンです  撮影や取材など、お問い合わせは、コンタクトフォーム、メールをご利用いただけます。 スタジオについてはPhotoStudioをご覧下さい

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